善臣先生
「善臣先生(よしとみせんせい)」とは、主に中央競馬(JRA)で活躍した元騎手・柴田善臣(しばた よしとみ)の愛称です。
2026年9月15日、長年現役として親しまれた柴田善臣騎手が引退を発表したことで、改めてこの愛称に注目が集まっています。
「善臣先生」と呼ばれる由来
主に以下の理由から、ファンや関係者、後輩騎手たちの間で「先生」という愛称で親しまれてきました。
- 公務員的な騎乗スタイル: 常に馬の安全を第一に考え、無理な騎乗を避け、着実に順位を確保する堅実な騎乗スタイルが「公務員」と称され、そこから転じて「先生」と呼ばれるようになりました。
- 馬を壊さない技術: 「ヨシトミが乗ると馬が壊れない」と調教師の間で高く評価されており、馬の心身の状態を冷静に見極めるベテランとしての信頼感がその背景にあります。
- 人柄と相談役: 非常に温厚で怒らない性格であり、後輩からも慕われる存在です。過去に日本騎手クラブの会長を務め、退任後も相談役(そこから「相談役」という愛称も生まれました)として競馬界を支えてきた経歴も影響しています。
柴田善臣騎手の主な功績(2026年9月時点)
- 記録: JRA通算2341勝(歴代6位)、重賞96勝(うちGⅠ9勝)。
- 最年長記録: 59歳6か月2日で挙げた勝利は、JRAの騎手最年長勝利記録として名を残しています。
- キャリア: 1985年に競馬学校の第1期生としてデビューし、42年間にわたり第一線で活躍。2022年には中央競馬の現役騎手として初となる黄綬褒章を受章しました。
2026年9月18日付で騎手免許を取り消し、今後はJRAアドバイザーとして競馬界に貢献する予定です。